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戦争というものを体感した防空壕

終戦から長い時間が経ち
人々の記憶の中から、戦争の存在が徐々に薄れていく中、
戦争が残した爪痕が日本各地に残されています。
ほんとうにたくさん残っています。

その、日本各地に残された戦争の爪痕を
このサイトで紹介していきたいと思います。

今日紹介するのは、防空壕です。
戦争の爪痕としては、インパクトに欠けると思う方も
いるかと思いますが、私が戦争というものを
リアルに体感したのが防空壕だったのです。

その防空壕は、私の曽祖父の庭の下にありました。
小学生だった私は、庭の下に防空壕があると聞き
興奮して、見せてほしいと曽祖父にお願いしました。
それまで、私のお願いは何でも聞いてくれる優しい曽祖父だったので
何の問題もなく見せてくれるだろうと思っていたのですが、
曽祖父の顔が見るからに曇ったのです。
それでも、どうしても見てみたかった私は、さらにお願いすると
曽祖父は、しぶしぶ防空壕を見せてくれました。

その防空壕は、畳2枚分ぐらいの小さなもので
終戦以来あけられていなかったので、
カビ臭くとても中には入れませんでした。
今思えば、曽祖父の顔が曇った理由がよくわかります。

戦時中は、その狭い空間に家族みんなで入り
爆弾が落ちてくるんじゃないかと、恐怖の時間を過ごしたのです。
今では、にわかに信じられませんが、
そんなことが日常茶飯事だったのでしょう。
そんな場所が、身近にあることに、ちょっとしたショックを覚えました。

戦争というものが、歴史的な事象としてだけではなく、
身近なものとして感じられるような場所を、
これからも紹介できればと思います。


   
 

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